法定相続分について

人が亡くなると、相続が発生します。被相続人となる故人が、遺言書を作成していた場合には、概ね、その内容に則って遺産の配分が行われることになります。それでは、遺言書が見付からなかった場合、遺産の配分はどのように行われるのでしょうか。
実は、遺言のない場合、民法において、誰が相続人となるのかが規定されています。そして、それぞれの相続人が引き継ぐ相続分についても決められています。これを法定相続分といいます。
例を挙げると、まず、被相続人に、子供(直系卑属を含みます)、親以上の世代となる直系尊属、兄弟姉妹(甥や姪を含みます)がいない場合や、相続が発生する前に全員が死亡している場合には、被相続人の配偶者が相続財産の全てを引き継ぎます。
また、相続人が配偶者と子供の場合、配偶者と子供で2分の1ずつ相続します。このとき、子供が複数の場合には、子供の相続分をその子供たちで均等に分けることになります。ちなみに、被相続人に配偶者がいない場合や、相続が発生する前にすでに死亡していた場合には、子供が相続財産の全てを引き継ぎます。
なお、以前、非嫡出子の相続分については、嫡出子の相続分の半分と民法で定められていました。この規定は、平成25年9月の最高裁判決により違憲とされており、注意が必要となります。

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